1978年(昭和53年)に俳優養成所「無名塾」に所属し、1980年(昭和55年)NHK連続テレビ小説「なっちゃんの写真館」でテレビデビュー。映画『Shall we ダンス?』や『THE 有頂天ホテル』などたくさんの映画やドラマに出演し、「日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞」など様々な賞も受賞している役所広司さん。今回はそんな役所広司さんの息子さんや娘さん、自宅の猫や奥さんについて検証していきたいと思います!
役所広司の息子は橋本一郎?
役所広司さんの息子さんは現在俳優として活躍している橋本一郎さんです。
成城大学法学部法律学科を卒業していて、大学では映画研究部に入部しています。2007年に、『俺は、君のためにこそ死ににいく』でデビュー。元々は俳優を目指していたわけではないようですが、大学で映画研究会に入ったのがきっかけで演じるということの魅力に気づき、在学中に養成所に入ったそうです。2008年公開の『ひゃくはち~我ら補欠 夢と煩悩のかたまり~』で初めてセリフのある役を演じています。
2009年に公開された映画「劔岳 点の記」では、父である役所広司さんとの親子共演も実現しています。なんと、監督は橋本一郎さんが役所広司さんの息子であることを知らなかったそうです。親子共演は意図したものではなく偶然だったようですね。
『劔岳 点の記』(2009年公開)を立山連峰で撮影中にかつて柔道で痛めた膝の古傷が悪化。木村大作監督が仲村トオルらに諮ったところ、「検査の結果で決めよう」ということになり、帰京して検査を受けた結果、「これ以上の撮影続行は無理」と診断された(のちに入院・手術)。しかし、彼をこのまま撮影隊から離脱させるのは忍びないとの監督の計らいに加え、撮影方法が順撮りだったこともあり、橋本が演じる吉田清三郎が膝の古傷の痛みに苦しみながら叫び、小島烏水らが彼を下山させる相談をするシーンが急遽挿入された(映画『劔岳 点の記』のパンフレットより)。
調べてみると上記のようなエピソードもありました。怪我により、急遽このようなシーンが挿入されるなんて、きっと現場の皆さんから大きな信頼を得ていたのでしょう。この他にも『冷たい熱帯魚(2011年1月)』や『殿、利息でござる!(2016年)』など様々な映画やドラマに出演し活躍しています。
役所広司の息子は結婚している?
役所広司さんの息子さんは1985年10月17日生まれの今現在35歳ですが、調べてみたところ結婚はしていないようです。彼女の噂などもありませんでした。今はお仕事に集中している時期なのかもしれません。今後の熱愛情報に注目ですね!
役所広司の娘も女優として活躍中?
役所広司さんの娘さんについても調べてみましたが、役所広司さんに娘さんはいませんでした。それなのに、なぜこのような噂が出ているのかというと、それは『渇き。』という作品にあります。『渇き。』の中では、役所広司さんが父親役、小松菜奈さんが娘役で親子を演じていました。
それがかなりの熱演ぶりで話題となり、そこから本当の親子なのではないか、という噂がたってしまったようです。役所広司さんに娘がいるというのはただの噂でしたが、そんな噂が立つほど、役者としての実力がある証拠ですね。
自宅の猫はベーコン?
役所広司さんの自宅の猫について調べてみましたが、役所広司さんが猫を飼っているという情報はありませんでした。しかし、過去に犬を飼っていたことはあるそうです。どうして猫というキーワードが出てきたのかというと、どうやら堺雅人さん、そしてトミー・リー・ジョーンズさんと出演しているサントリーコーヒー「クラフトボス」のCMから猫というキーワードが出てきているようです。
こちらのCMは「リモートワーク」をテーマに作られているCMで、役所広司さんは可愛らしい猫と共演しています。CMを見てみると、これは役所広司さんの本当の自宅でこの猫は本当に飼っているペットなのかな、と疑問に思うほどリアルです。そして、このCMで共演している猫が「ベーコン」という名前の猫のようです。
世界的な動物写真家・岩合(いわごう)光昭さんが初めてメガホンをとり、猫と暮らす70歳の元教師・大吉の日々を描いたコミックを映画化した『ねことじいちゃん』で有名になったのがアメリカンショートヘアーのベーコンくんです。株式会社グローバル・アニマルアクトという事務所に所属しているタレント猫のようです。とても可愛いですよね!人気になる理由がよくわかります。
役所広司の嫁はどんな人?
役所広司さんの奥様は河津左衛子(こうづさえこ)さんです。
映画.comの情報によると1988年7月公開の映画『西遊記』に観世音菩薩役で出演しています。役所広司さんと河津左衛子さんは1982年に結婚し、翌1983年に放送された『ハウス ザ・カリー』のCMでは役所広司さんと河津左衛子さんが夫婦で共演していました!しかしその後、河津左衛子さんは家庭に入ったようで、メディアに露出することはありませんでした。
おそらく役所広司さんと結婚した後しばらくして、女優を引退したと考えられます。結婚式や結婚報道についても、一切情報がないので身内だけでとり行われたのでしょう。役所広司さんと河津左衛子さんが出会ったのは、無名塾という、役者を育てる俳優養成所でした。
河津左衛子さんは無名塾に公募前から所属しており、役所広司さんはその後1978年に2期生として所属しています。しかし、無名塾は恋愛禁止ということで有名ですので、いつから正式に恋愛関係になったのかは定かではありません。
今年で結婚40年目の役所。妻は、仲代達矢主宰の俳優養成所「無名塾」出身の元女優。阿川佐和子から「奥様の力は感じられますか?」と聞かれると、「いやぁもう!」と実感を込め、「僕はものすごい“緊張しぃ”なんです」と切り出した。セリフを練習するときは妻にも相手役のパートを覚えてもらって稽古をするという役所。「セリフを覚えるときも緊張しているから(なかなか)覚えられない」としながら、「(その姿を見た)うちのカミさんは、この人は(俳優に)向いてないかもしれないと思っていたみたい」と笑った。
2021年2月13日放送の『サワコの朝』(TBS系)に出演した際には、上記のようなエピソードをお話ししていたそうです。結婚して40年経っても仲良しな様子が伝わってきますね!
役所広司とはどんな人物?
最後に役所広司さんとは一体どのような方なのか、みていきたいと思います。
役所広司さんは1956年1月1日生まれの長崎県諫早市出身の現在65歳です。長崎県大村市の長崎県立大村工業高等学校卒業後、上京して千代田区役所土木工事課に勤務。友人に連れられて観劇した仲代達矢主演の舞台公演『どん底』に感銘を受け俳優への道を志します。
1978年に200倍もの難関である仲代さんが主宰する俳優養成所「無名塾」の試験に合格。芸名は前職が役所勤めだったことに加え、「役どころが広くなる」ことを祈念して仲代さんが命名しています。当初は所属する無名塾の舞台公演に出演し、1980年のNHK連続テレビ小説『なっちゃんの写真館』でテレビデビューを果たします。
主に時代劇で評価を得ていました。1996年公開の主演映画『Shall we ダンス?』が大ヒットとなり、さらに、『シャブ極道』(細野辰興監督作品)、『眠る男』(小栗康平監督作品)の演技が絶賛され、その年度の主演男優賞を総ざらいしています。2005年にはアジアを代表する俳優、ハリウッドを牽引するスタッフが集結したことで話題を呼んだ『SAYURI』に参加し世界進出もしています。
というわけで、今回は役所広司さんの色々な話題について見てきましたがいかがでしたでしょうか?数え切れないほどの作品に出演し、今でも大活躍の役所広司さん。今後の活躍にも期待ですね!いつまでもお元気で、奥様とも仲良く幸せな日々を歩んでいただきたいです。
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