今回は日本のコメディアンとして名をはせた小松政夫さんについて詳しく調べていきたいと思います。ご家族との関係やコメディアン仲間との関係など普段明かされていなかった部分を深く探っていきたいと思います。
小松政夫の息子はmasaさん？
小松政夫さんにはお子様がいらっしゃるようですが、そのお子様について詳しく調べていきたいと思います。小松さんは1976年に一般人の方とご結婚されました。名前は朋子さんというそうです。
その後1979年にお子さんを出産されていてそれが息子の『松崎将高(まつざき まさたか)』さんです。松崎さんはロックバンド『STEREO VISION』のドラマーとして活動されています。バンドでの名義がmasaさんなのでこちらの名前の方が親しまれているかもしれません。
松崎さんと小松さんの関係は良好だったようです。それを表すかのように松崎さん小松さんが亡くなった時に公開したコメントが話題になりました。
松崎将高が１１日、ツイッターで父をしのんだ。小松さんのギャグ「表彰状」を使い、感謝を表した。「表彰状 小松政夫殿 あんたはエライ！ 師匠であり、自慢の父でした。１２月７日に新しい舞台に旅立ちました。あちらでも、きっといろんな人を楽しませてると思います。いってらっしゃい、また今度」
引用元：SANSPO.COM（サンスポ）
小松さんはプライベートをあまり公表する方ではなかったのでお二人が普段どのように接していたのかなど詳しいことは分かりませんが、このコメントから松崎さんがお父様を尊敬されていたのがわかりますね。とてもうらやましいご関係です。
息子さんが松崎さんであることは公表されていますが、お子さんが一人であるかは定かではないためもしかしたら他にもお子さんがいるかもしれません。
小松政夫の息子の画像はある？
小松政夫さんの息子である松崎将高さんの画像はこちらになります。
引用元：ハリーの自由帳 (harry-san.com)
こちらがご自身でツイったーにあげていた小松さんとの写真です。少し前の写真ですが小松政夫さんとよく似てらっしゃいますね。
引用元：ハリーの自由帳 (harry-san.com)
そしてこちらが現在ドラマーとして活動されている松崎さんの画像です。こちらの写真だとあまり似ている印象はありませんね。バンドとして活動されていますが、他にはっきり顔のわかる画像は見つかりませんでした。あまり公開していないのかもしれませんね。
小松政夫は伊東四朗と番組をやっていた？
小松政夫さんと親交のある芸能人の一人としてあがってくるのが、コメディアンでありタレントや俳優としても活躍されている伊東四朗さんです。伊東四朗さんと小松政夫さんは正式なコンビというわけではありませんでしたが70年代を代表するコンビ芸を繰り広げていました。というのも、きっかけとなったテレビ番組があったからのようです。
そのテレビ番組が『みごろ！たべごろ！笑いごろ！』という1976年10月11日から1978年3月27日まで放送されていた番組です。この番組は当時かなりの人気があったキャンディーズをメインとし、伊東四朗さんと小松政夫さん加山雄三さんなどが織りなすコントメインのバラエティ番組でした。
この番組内で生み出された、「悪ガキ一家の鬼かあちゃん」や｢電線音頭｣・｢小松の親分さん｣などのコントは名コントとしてとても人気でした。どのコントも身近な人から得たコントが多く、小松さんが見てきたものから伊東四朗さんが内容を広げコントにしていったようです。当時二人のコント芸は80本以上あったそうです。小松さんと伊東さんはその後も親交は深く『徹子の部屋』にお二人で出演されていました。
引用元：saract.com
年月がたっても仲良くされているのは本当に素晴らしいですね。小松さんが亡くなられた時にも伊東四朗さんがコメントを公表しています。
小松さんの訃報は11日の午後4時ごろにマネジャーから聞いたといい「小松ちゃんと“死亡”ということが結びつかなかった。昨日は立ったまましばらくぼうぜん自失。こんな経験は三波伸介さんが亡くなった時（1982年）以来です」と声を振り絞った。
タレントとしての仲というよりは、それ以上の関係だったのかもしれませんね。伊東四朗さんは小松さんのことを『一緒に戦った戦友』と語っています。そんな二人の関係は素晴らしいです。
小松政夫と植木等とのエピソードが話題に？
小松政夫さんはコメディアンである植木等さんの付き人として長い間植木さんのもとで学んでいました。そこに至るまでの事や、植木さんとのエピソードについて詳しく調べてみました。
画像出典元： Wikipedia
植木さんは芸能界に入る前は様々な職を転々としていたようですが、その中で自動車セールスマンの仕事は前職に務めている時に引き抜かれて就職したようです。なにしろ、当時から小松さんはセールストークがとても得意で飛び抜けて販売実績が素晴らしかったようです。売り込みの上手さから車の免許を持っていない人にまで車を買わせてしまったそうで、月22台売ったこともあったようです。
そのため、お客様や上司や同僚などからの評判がとてもよく、その人気から自然とコメディアンにならざるを得なかったそうです。そして、雑誌に掲載されていた植木等さんの付き人募集の公告を見て応募した小松さんは約600人の応募者の中から見事選ばれ、付き人兼運転手になりました。
植木等さん率いる『クレージーキャッツ』は当時とてつもない人気で、運転手でもある小松さんも寝る暇もないくらい大忙しだったそう。そのわりに、セールスマン時代とは比べものにならないくらい少ない給料だったそうですが小松さんはそんな毎日が凄く幸せだったそうです。何しろ、凄く尊敬する植木さんの近くにずっといられて、しかも｢ありがとな｣などと感謝の言葉ももらえる。そんな環境に幸福感を感じていたそうです。
元々コメディアン志望であることを植木さんに伝えていたこともあって、植木さんやクレージーキャッツの方が後押ししてくれて小松さんは芸能界デビューを果たしました。デビューは付き人時代に出演したバラエティ番組『シャボン玉ホリデー』でした。同番組に植木さんが出演するとのことでいつものようについて行った小松さんは、スタッフとの談笑中にセールスマン時代の話をし当時の課長のモノマネをしたところ、それがとてもウケてスタッフの目に止まり次回の番組内で小松さんの席が設けられていたそうです。
その後どんどんとコメディアンとして売れていった小松さんは、舞台やバラエティ番組に出演しながら約3年10ヶ月間植木さんの付き人を務めました。ある日小松さんがいつも通り植木さんの運転手として車を運転していると｢おい、明日からウチに迎えに来なくていいから｣と植木さんから言われたようです。小松さんはクビにされたのかと思ったそうですが、実は植木さんが正式に小松さんをプロダクションに契約させてくれていたそうなのでした。
タレントとして正式に契約を結ぶことをこっそり進めてくれていた植木さんのことを考えただけで胸が熱くなり、ハンドルを握りながら涙が出てきたそうです。小松さんは、｢付き人は辞めることになったけど、植木等がいなければ今の自分はいなかった。感謝しかない。あの付き人募集も、植木等じゃなければ応募していなかった。｣と語っています。
小松さんと植木さんの間にもとても濃い時間が流れていたのですね。こういった人生の師匠がいるのはとてもうらやましいですね！
小松政夫さんのまとめ
今回はコメディアンとして活躍されていた小松政夫さんについて詳しく調べていきました。周りの方との交流関係を知ると小松さんがとても慕われていたことが分かりますね。亡くなられてしまったのでまたテレビでお会いすることは出来ませんが、小松さんのコント芸などは今後もたくさんの方に見ていかれるでしょうね！
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